のっティデザインの監修者 水野一郎さん

水野一郎さん

「のっティ」のキャラクターデザインを監修された金沢工大教授の水野一郎さん(環境・建築学部長)は、のっティに乗ることも好きだが、「のっティがまちの中で自分の横を通りすぎて、走っていくシーンが好き」と言います。

 のっティのデザインは、プロのデザイナーや工大学生による提案のなかから選定したもので、ほとんどが伝統的な素材や椿などをモチーフにしたシックなデザインが多かった中、唯一「100円玉を持った切符のキャラクター」がユニークで新鮮だったとのこと。

 観光要素の少ない野々市町では、子どもや高齢者、車を持っていない人などが気軽に楽しく乗れる地域コミュニティのイメージにピッタリだったそうです。

 「ルーフトップがかわいいし、先頭ののっティがみんなに声をかけている感じに思える。のっティは、大通りを走るより狭い路地裏を可愛く走る感じがグッド。」

 ボディデザイン試作の時には、日野の工場まで出かけて、先頭ののっティの位置・バランスなどを細かく検証したそうです。

 水野さんは、金沢工大に勤務して今年で29年。東京の建築設計事務所社員のとき、金沢工大の1・2号館の設計や工事管理を行ったことが縁で、金沢工大教授として現在に至っています。

 「のっティは、野々市住民の買い物、病院や美容院、スポーツなどに出かける時の日常の足になってもらいたい。のっティに乗って、御経塚遺跡の資料館、富樫館跡などの史跡や県立大学の施設、金沢工大の図書館、日榮の工場、FM-N1のスタジオのツアーを計画してもいいのでは。
 また、今後ののっティについては、小さい町なのでこれ以上増便することは経済的にも不適正と思う。逆に利用が少ないところは減らしてシンプルにすることも一施策とも思う。」などのアドバイスをいただきました。