のっティタイムマシンで、まずは古代へGO!!

 去る12月21日(日)カメリア・パルの会では、『のっティのって、ののいちの古代にタイムスリップ!』と銘打って、のっティ北部ルートで巡る歴史探検の旅を親子で体験する第4回親子体験塾を開催しました。参加したのは野々市町の親子21名と、サポート役のカメリア・パルの会メンバー8名。
 
 講師には、フォルテ前の椿の古木と富樫家国像の説明を帆苅宏典さん(元野々市町文化協会会長)、ふるさと歴史館の展示品解説とまが玉作りの指導を市村正則さん(野々市町ふるさと歴史館館長)、本町界隈の街歩きガイドと民話紙芝居を吉岡幸三さん(野々市絵マップ・民話紙芝居作者)にお願いしました。

 まずは、午前9時に野々市文化会館フォルテに集合。開講式の後、帆苅さんよりフォルテ正面にある椿の2本の古木、臘月(ろうげつ)・白侘助(しろわびすけ)の由来、エピソード(故川端康成氏が白侘助の花一輪を胸に付けて、ノーベル賞授賞式に臨んだ)の紹介、富樫家国像の説明をいただきました。

 いよいよタイムスリップの始まりです。タイムマシンならぬ〝のっティ〟に全員乗り込み、いざ出発!
 ちなみに、のっティ北部ルートは1周9.6kmで4ルートの中では一番短く、31箇所のバス亭があります。今回はフォルテ9:40発、御経塚史跡公園10:03着の緑のっティで現代から古代への23分の旅を楽しみました。

 ふるさと歴史館では市村館長さんと御経塚縄文の会メンバー3名の方々の優しい指導で「勾玉」づくりに挑戦しました。滑石(かっせき)と呼ばれる比較的柔らかい石を硬い石で削って磨いていきます。その後、穴あけと磨きの作業を経て参加者それぞれオリジナルのデザインで、世界でたった一つのペンダントが出来あがり!

 最後に市村館長から好みのひもを通してもらい「来年は今年よりもっといいことがありますよ」のことばと共に首にかけてもらいました。
 あっという間の2時間。親子で協力し合いながら作った〝まが玉〟ペンダントに、みなさん満面の笑みを浮かべていました。
縄文時代のまが玉の出土数は、土器などに比べて少なく、集落の限られた人物だけが身に着けていたと考えられています。

 さて、ふるさと歴史館で楽しく昼食をした後、竪穴式住居の展示を見学。古代人の知恵の深さに驚かされるお話を市村館長からしていただきました。

 そして、ふるさと歴史館を後にして御経塚史跡公園13:23発で野々市中央公民館13:43着の〝のっティ〟タイムマシンで野々市の古代から今度は中世にひとっ飛び・・・。

 ここからは野々市の街歩きのスペシャリスト、吉岡さんの登場です。

中央公民館横の布市神社を皮切りに → 水毛生家前 → 照台寺 → 喜多家前 → 郷土資料館の道順で歴史解説をいただきました。

 照台寺では本堂で住職さんからお寺の由来についてお話しいただき、正月しか公開しないという野々市町文化財指定の「虎猫の御書」を披露していただきました。その後、照台寺裏にある親鸞聖人お手植えの藤の古木を見学しました。
 参加の親子は初めて訪れるお寺のお宝、古木に興味津々。子供たちも神妙に住職さんの話を聞き入っていました。

 そして今回のイベントのクライマックス、民話紙芝居を郷土資料館の和室をお借りして行いました。
 題名は『虎猫の手柄』、もちろん作者は吉岡さんです。先ほど照台寺で見せていただいた「虎猫の御書」にまつわる伝承を紙芝居にまとめられたものです。弁士も吉岡さん。猫の泣き声など、迫真に迫る語りに一同魅了されました。

 郷土資料館では展示されている明治時代の農具や民具、昭和初期の生活道具なども見学し、古代から中世へそして江戸時代から近世へと、ながいながい時空の旅をたった一日で体験することが出来ました。

 カメリア・パルの会では野々市の歴史を楽しく学べるイベントを、今後も継続して開催していく予定です。

 来年も〝のっティ〟タイムマシンに乗って、歴史探検の旅に出かけましょう!!

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 この情報は、カメリア・パルの会交流ネットワーク部会リーダー岩井繁樹さんから提供していただきました。
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